ホープフルSの注目馬…。

12月28日金曜日に中山競馬場でホープフルSがおこなわれます。中山芝2000ｍで行われる2歳限定G1レースです。

このレースは昨年からG1へ格上げされて有馬記念の開催が終わった別日に開催されることになりました。なので金曜日とか変な日に開催になってしまうのですよね。

そんなホープフルS近年の勝ち馬で活躍しているのはレイデオロが一番活躍しているでしょうか。

ただG1に昇格した昨年の勝ち馬、出走した馬たちはその後あまり活躍していません。今年の出走メンバーからはクラシックで勝ち負けできるような馬がでるのでしょうか。その辺りも考えながらレースをみるとより楽しめるのかなと思います。

・出馬表

今年は結構メンバーが揃っているように感じます。

まずは兄に活躍馬が多数いるシーザリオの仔、サートゥルナーリア。ジャスタウェイ初年度産駒で注目馬アドマイヤジャスタ。札幌2歳、東スポ杯と重賞2賞のニシノデイジー。京都2歳S2着のブレイキングドーンなど…、はっきりいって馬券は迷います。展開や位置取りなどで簡単に順位が変わってしまいそうな混戦模様ではないでしょうか。

そんななかでの注目馬は…、

サートゥルナーリア

この馬はPOG指名馬。当然贔屓目に見てしまうのですが血統面は文句なし。

兄にエピファネイア、リオンディーズなどのG1馬がいますが、サートゥルナーリアは父がロードカナロアに変わっています。

ロードカナロアといえば短距離で優秀な成績を収めた名馬ですが、産駒の方は初年度産駒でマイルCSを勝ったステルヴィオ、牝馬三冠とJC勝ちのアーモンドアイなど距離面では短距離だけでないところで活躍馬がでました。母シーザリオ（オークス勝ち）なので距離面ではクラシックでも期待できそうな血統背景だと思います。

更に父ロードカナロアはキングマンボ持ちなので、瞬発力よりはパワーが問われる傾向の中山芝2000ｍでは大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。

この血統で問題なのは気性面と操縦性。エピファネイア、リオンディーズともに気性面で問題があり、能力はあるのに安定してた成績を上げることができませんでした。

その点サートゥルナーリアは新馬戦、荻Sと馬群を捌いての差し切り勝ち。時計面は平凡もまだ本気で追い出していない状態なのでしょうがないかなとも考えます。

他に注目したいのはキングリスティア、新馬戦が強い内容での逃げ切り。タイムも優秀で父ペルシャザールは未知数ですが、キングマンボ持ちなのは好印象です。

人気しないなら狙いたいと思います。

〜あとがき〜

明日は中山競馬場へ行ってきます。