2023年上半期を終えて〜宝塚記念〜
宝塚記念は競馬界では上半期の終了を告げるレースとなっていて、時期的にも6月末ということで上半期の締めくくりとなる。
つまり今年も半分が終わったということになる。
一年で一番楽しく幸せな時期である年末年始。一年の締めくくりと新年への期待に溢れる楽しいあの時期からもう半年が過ぎてしまったのだ。
この半年何をしてきたのか。
仕事では色々と新しい内容の業務など変化はあったが、私生活はどうだろうか?
振り返ると色々あった。
まずは12歳になる愛犬の健康状態の変化である。
年明けから目の傷やその治療に伴う腎不全など・・・動物病院に通院する日々が続き、落ち着かない日々を送っていた。
なによりも驚いたのが食欲が取り柄だった愛犬がある日からピタッと食事を取らなくなったこと。
少しでも食べてもらおうと匂いの強いウェットのキャットフードなど試すなどやったが本質的な解決がされず、数日間全く食べない期間もあった。
結果的に患っていた片目は失明してしまったが、腎臓の数値はよくなり、今では食欲も戻り失明前とあまり変わらない生活を送れるほど元気になっている。
一時は愛犬に本当にかわいそうなことをしたな、もっとできることはあったのかと後悔する日々が続いたが、後悔したところで愛犬の視力は戻らないのである。
今回の件は反省できる点はしっかりと反省して、これから残された愛犬の人生に活かしていこうと思った。まだまだ長生きしてもらいたい。
次は馬券。
ここ数年大きい的中もなく、毎年マイナス収支であった私の馬券事情ですが今年はちょっと違います。
なんと現在のところ回収率150%なのである。
これには理由があって、まず大きい的中が1つあったことが大きい。
GWにフラっと東京競馬場に行った時にたまたま大きめの3連単が当たったのが大きい。
しかも馬券月別収支を見ていると普段の馬券もそこまで負けていないのだ。
原因は何かというと「馬券をあまり買わなかったこと」が原因だ。
先ほど述べたとおり愛犬の病気など大変な時は、当然馬券検討の時間はあまりない状態でレースを絞って馬券を購入するケースが多かった。
おそらくこれが無駄なレースを買わないということに繋がり、結果的にマイナスが少なくなったのかなと思う。
つまり馬券を買うレースを絞って無駄なレースを買わないことが結果としてプラス収支になっているのだ。
言葉にすると簡単だが、「買うレース」と「買わないレース」の選定をすることがポイントで、結局ここが馬券勝ち負けのターニングポイントになるのかなと思う。
上半期はせっかくプラスで折り返すことができたので、その馬券データを「反省」として下半期の「買うレース」の選定に役立てたい。
そんな私の宝塚記念の本命は「ジェラルディーナ」である。
凱旋門賞観戦ツアー5日目〜凱旋門賞観戦〜
フランスツアーも5日目、凱旋門賞当日。ついにこの日がやってきました。
凱旋門賞…私のとって初めて凱旋門賞の存在を知ったのが「ダビスタ3」の影響です。
当時小学生の私はこのゲームにとことんハマりました。ただ私の家はゲームは1日1時間までという決まりがあったのでほとんどはゲーム無制限の友達の家でダビスタをやっていた記憶があります。
そのゲームで目標となるのが「凱旋門賞」確か2000m以上のG1を2勝した状態で宝塚記念を勝つことで出走できた気がします。
当時小学生だった私は毎週ファミ通を立ち読みして「最強馬理論」的なものを勉強しまくって、ようやく友達と協力して凱旋門賞に出走できる馬を作った記憶があります。
その時の気持ちが未だに色褪せることなく、大人になって凱旋門賞を現地観戦することを夢見ることとなり、私の中での「人生でやるべきこと」の一つになっていました。
そしてその夢が叶う日なのです。
10:00ころホテルからバスでロンシャン競馬場へ移動なのですが…。
天気はなんと雨…。しかも結構な降りっぷり。せっかくの凱旋門賞が雨かよと思いながら道中はなんとか晴れることを祈ってました。
そしてロンシャン競馬場到着。バスの中で祈っていたおかげなのか雨が止んでいました。祈ってみるものですね。
そしてこれが凱旋門賞のチケット。せっかくなので指定席をとりました。
後でわかったのですがSalon GOLDIKOVAと書いてあるのは指定席のエリアの名前でゴルディコヴァは2010年頃に活躍した名馬の名前ですね。他にもザルカヴァなどの名馬の名前がついた指定席エリアもありました。
指定席の場所はイラストの赤枠のGOLDIKOVAと書いてあるところでした。
チケットを係員に見せると自由席と指定席の入り口は別らしく、指定席専用の入口に案内されました。
その開門を待つ列の中にはなんと・・・・、デットーリが普通に並んでいるではないか。(真ん中の黒いハットをかぶっている人)付近の人と写真を撮ったり、後ろからはカメラクルーがついていたので間違いなくデットーリだったと思います。
もう少し並ぶタイミングが早ければ写真撮れたのかなーと思いながら並んでいました。
そして入場。
入場してすぐに「日本インフォメーション」がありました。とりあえず日本語なら安心と思い、競馬仲間へのお土産用のレープロを購入しようとしたらインフォメーションの中のお姉さんがフランス人。
日本語インフォメーションなので日本語が通じると思いきや、全く伝わらず。しょうがなく英語でなんとかレープロを購入できました。
日本語インフォメーションのカウンターの中には2人くらいしか日本語が話せる人がいない様子でした。
その後指摘席のサロンに入ることができるまでかなりの時間があったので色々と競馬場内を探索。
ゲート体験コーナーなんかもありました。
中から見るとこんな感じです。
これはパドックです。まだ1Rまで時間があったのでお客さんはほとんどいませんでしたね。
そしてこれは馬券購入機。
基本的にタッチパネルで買うのですが、選択できる言語が英語とフランス語だけ。前もって予習をしておかないと簡単に馬券は買えないと思います。私の参加したツアーでは馬券の買い方の資料をもらえたのでそれを見ながら買うことができました。
そして日本と違うのがクレジットカードで購入できること。右端のテンキーがついている端末がクレジットカード読み取り機。フランスではこの端末はよく見るので同じようにApplePayが使えるかなと思い、試してみると普通に買えました。
「iPhoneで馬券が買える!」とかなりテンションがあがりました。
日本の競馬場でもクレジットカードで馬券が買えたらもっと便利なんだろうなと思いましたが、やっちまう人が増える気もするのでなかなか実現は難しいのかなと思います。
そして初めて購入した馬券がこれ。Simple Gagnantというのが日本で言う単勝。
この馬券は4Rで8番の単勝を€2購入しましたよということ。
つまり4R凱旋門賞のエネイブル(8番)の単勝を€2購入したということです。
フランスの馬券はペラペラで馬名なども印刷されないのであまり沢山の買い目の馬券を買うと訳わからなくなるなと思いまいした。
まだまだ1Rの発送まで時間があるのでフードコートで軽食を取ることにしました。
昨年の凱旋門賞はパリ・ロンシャン競馬場改修後1回目の開催だったので色々と問題があったとツアーのガイドさんに聞きました。大きな問題点はお酒不足。ビールが売り切れとなったらしいです。
次の問題が食べ物不足。フードを売っている場所が少なかったので食べ物を買うのが大変だったととのことです。なのでガイドさんからは朝スーパーで軽食を買い競馬場に持ち込んだほうがいいとアドバイスを受けました。
私も不安だったのでホテルを出発する前にサンドを購入して持ち込んでいました。
フードコートには沢山のクッキンカーがあり、色々な軽食が販売されていました。
まだレースが始まる前ということもあって人も少なく大きな混雑はありませんでした。
結果的にはスーパーで売っていたサンドなんて持ち込んだ意味はなかったですね。昨年の問題点をしっかり対策したフランスギャロは素晴らしいですね。
その中から私達はピザを選択。クッキングカーの中に本格的な石窯があり、そこで焼いているピザ(マルゲリータ)です。値段は確か€10くらいだったと思います。
少し待って焼きたてのピザを提供してくれるのでとても美味しかったです。
もちろんここもクレジットカードで購入できました。
続いてはグッズ。日本で言うターフィーショップのような売り場はなく、写真のような簡易的な販売スペースが設けられていました。
エネイブル専用グッズ売り場もありましたが話を聞くとネットで予約した人だけに販売するらしく、予約などしていない私には売らないよとのことでした。
エネイブルトートバックがめちゃくちゃ欲しかったですけど残念です。
続いて本馬場。日本と違ってちょっとした柵のすぐ外にコースがあるので結構近くで見れますね。
そしてこれが自由席(広い階段状になっているところに適当に座る)からみた状態。
自由席の芝生にはテーブルと椅子が設置してあり皆さん朝からシャンパンを飲んで楽しんでいました。日本では見ることができない光景ですね。
スタンドの建物自体が芸術的で美しいですね。
競馬場内をウロウロとしている間に1Rパドックの時間が近づいてきました。
パドックの1番前に陣取ったのですが距離が近いですね。大井競馬場と同じくらい近く感じました。そしてパドックに何本も木が立っていてパドック自体がオシャレでしたね。
あとは女性の厩務員のかたが多いなと感じました。
1Rには武さんがキーファーズのサヴァランという馬で騎乗していました。もちろん単勝で応援です。
1Rスタート時には芝の自由席は人が多くなってきました。
指定席はすでに入場可能でしたが、せっかくなので下で観戦しました。
初めての海外競馬でしたが外国のお客さんがどのように観戦するか興味がありましたが、最後の直線になると結構声を上げて大騒ぎしていました。
海外では競馬は紳士淑女のスポーツで・・・と聞いていましたが日本の競馬場よりお客さんは大騒ぎしていました。
1Rを観戦したのでいよいよ指定席へ移動です。
これが私達が購入した指定席エリアの入り口です。
入る前にチケットを見せて、手首にエリア入場許可を示すリボンを付けてもらいました。
前日に聞いたガイドさんの話だと「ちょっとした軽食とお茶くらい飲めると思います。」と聞いていたのですが、とんでもない!かなり高級でしっかりしたスイーツとドリンク類。
ドリンクに関してはビール、シャンパン、ワイン、各種ソフトドリンク、コーヒーなどが揃えてありました。これがすべて飲み放題食べ放題、これが指定席料金に含まれるのだから最高ですね。
これには競馬にあまり興味がない嫁さんも満足。嫁さんの機嫌を伺いながら凱旋門賞観戦をすることを予想していましたがその心配はなくなりました。
そして現地の競馬新聞とレーシングプログラムもフリーで置いてありました。レーシングプログラムは普通に買うと5€するのでこれもお得ですね。
指定席からはこのような感じでコースが見れます。写真では伝わるかわかりませんが、かなり開放的なスタンドです。
座席は長椅子なのですが写真のように1人分ごとに肘掛けが設置されていて番号がふってあります。
木製で背もたれがないので座り心地はあまり良くないですが日本と比べると圧倒的にオシャレです。
当然日本人が多いのかと思ったのですが、日本人は私達のツアーが取った席周囲数名だけで、ほとんどがヨーロッパ圏内と思われる人が多かったですね。
ちなみに指定席エリアの3階からパドックを見るとこんな感じであまり見えません。
パドックから馬場へ移動する道は上から丸見えでした。
凱旋門賞当日のレースは殆どがG1レースだったのでレース前には音楽隊の演奏がありました。
両手離しで楽器を演奏しながら馬を操縦する技術に驚きました。
ここからはしばらく馬券購入とレース観戦を楽しみました。
日本でも競馬場でレースを見ますが、ここでは実況がフランス語なのでレース中なにがどうなっているのか全然わからないですね。
それでも勝った馬の勝負服で判断して「そのままー!!」とか盛り上がれました。
メインの凱旋門賞は馬券的にはエネイブルの単勝だけを購入したので最後の直線でエネイブルが抜け出したときはこのまま突き放して勝つもんだと思っていました。
スタンド全体もそのような雰囲気でかなり声を出した盛り上がったのですが、数秒後にその歓声はどよめきに変わりました。
そとからヴァルトガイストが差し切ったのです。
スタンドから見ていても外のヴァルトガイストのほうが断然脚色がよかったのでスタンドの皆さんから「オーマイゴッド」的な声があちこちで上がっていました。
凱旋門賞を勝ったヴァルトガイストです。
表彰式に向かう関係者はみんな馬車で移動していました。
個人的にはエネイブルの3連覇を見たかっただけにとても残念な気持ちでした。正直しばらく落ち込んでいましたが、表彰式では勝ったヴァルトガイストとブドー騎手に拍手を贈りました。
残念ながら日本馬はキセキの7着が最先着。今年は馬場が相当重かったらしいですが、やはり日本馬の優勝は難しいということを実感しました。
そしてオルフェーヴルはすごい馬だったんだなと改めて実感しました。
凱旋門賞は4Rだったのですがその後8Rまでレースがありました。
馬券の結果的には私が2倍ちょっとの単勝2€と競馬素人の嫁さんの20倍ちょっとの単勝2€のみで45€の払い戻しがありました。
ただ収支的にはエネイブルの単勝に100€打ち込んでいたのでマイナス収支となりました。
そしてレース後・・・。
なんと馬場の中に入れてしまうのです。
もちろん勝手に入っているわけではなく、出入り口のゲートの係員に「入っていいの?」と聞いたら「オーケー」と言いながらゲートを開けてくれるのです。
フランス人もそうですがヨーロッパでは馬場に入れるありがたみみたいなものがないようで、馬場に入っているのは日本人ばかりでした。
1分程度はいったところで係員が「そろそろ」みたいなジェスチャーをしたのでそそくさと退散。興奮のあまり写真はほとんど撮れませんでしたがとてもいい思い出になりました。
以上で5日目の凱旋門賞観戦は終了ですが、総括すると「最高」です。
昨年はパリロンシャン競馬場が改装されて初めての凱旋門賞だったということで飲み物とフードでかなり問題があったらしいですが、2年目の今回はその反省を活かしたのか全く問題なかったと思います。
旅費も高額なのでまた来れるかはわかりませんが機会があったらまた観戦に行きたいです。
凱旋門賞観戦ツアー4日目〜モンサンミッシェルと凱旋門〜
フランス旅行も4日目…。旅のメインイベントであるパリ・ロンシャン競馬場で行なわれる凱旋門賞まであと1日となりました。
今日の予定はモンサンミッシェルの見学とパリへ移動となります。
まずはこの日の朝食。
前日までのホテルと違ってパンもチーズもすべての種類が多くて豪華な朝食でした。
モンサンミッシェル
修道院の中ではガイドの方が日本語で解説をしてくれて、色々な歴史的なお話を聞くことができました。実際に見学した部屋で行なわれていたことなど詳しく説明をしてくれたので歴史に詳しくなくても楽しむことができました。
モンサンミッシェルの歴史にあまり詳しくない人はガイドさんがいるツアーに参加することをオススメします。
そしてランチはモンサンミッシェル内のレストランへ。
レストランでのオランジーナは瓶で出てきました。
まずはモンサンミッシェル名物のオムレツ。
チキンとポテト。ここで食べたチキンがかなり好きなソースの味でとても満足てきました。
そして最後はアップルパイ。これも美味しかったです。
レストランの名前は忘れてしまいましたがフランスに来て一番美味しい食事でした。
モンサンミッシェルの見学を終えてバスでパリ市内を目指します。
パリについたのですがどこも大渋滞…。なんだかメインストリートをつなぐ道が軒並み通行止めになっているらしく(フランスではたまにあるとのこと)、バスの運転手さんもお手上げでした。
というわけでディナーのレストランの近くにはバスで行くことができない為、少し遠い場所にバスを止めて歩いてレストランへ向かいました。
夕食はなんと「日本食」
ここまでフランスにきて日本食は全く食べていなかったので久しぶりの日本食ですがなんだか寂しい献立でした。
味の方もお世辞にもおいしいとは言えないもので少しがっかりでした。
ツアーだと自分でお店を選ぶ手間がないので準備は楽ですが、こういった食事がおいしくないといったリスクはありますよね。これはしょうがいないっす。
このレストランの付近は日本食店が多く、ラーメン店はどこも行列ができていました。
機会があれば食べてみたいですが日本のほうが美味しそうですね。
そして帰りに夜の凱旋門へよりました。
エッフェル塔と違って特にライトアップされていないのですがこれもこれで美しいです。ドーンとしていて威圧感がすごかったですね。凱旋門賞前夜に凱旋門賞での馬券祈願をしておきました。
凱旋門をあとにして本日のホテルへ。
ホテルはパリの外れにある「メルキュール ラ デファンス」。
普通のビジネスホテルのような感じですが、帰りが遅かったのもありシャワーを浴びて明日の馬券検討を終えてすぐに就寝しました。
これまでフランスで4日間過ごしてきましたが、5日目がメインイベントの凱旋門賞です。ここまでの日程は料理で言えば前菜、舞台で言えば前座です。
5日目の記事もまとまったら更新します。
凱旋門賞観戦ツアー3日目〜ドーヴィル競馬場とモンサンミッシェル〜
凱旋門賞観戦ツアー3日目です。
3日目は泊まっていたパリ・シャルルドゴール空港付近からドーヴィル競馬場を経てモンサンミッシェルへの移動となります。
目次
ドーヴィル競馬場
まずはホテルからドーヴィル競馬場があるノルマンディ地方へ出発。
バスで約2時間の移動です。
日本でいうところの高速道路で移動なのですが、当然トイレ休憩があります。
ハイウェイの売店で売っているものはすべてが一般的な価格より割高でした。これは日本ではあまりないことですよね。
写真のオランジーナのペットボトルが2〜3€しました。
ドーヴィルに到着。ドーヴィル競馬場に行く前にレストランでランチです。
前菜はパイとサラダ。(前日に引き続きまたパイ…)
メインはポークとマッシュポテトでした。
デザートはジェラート。
そしていよいよドーヴィル競馬場へ。
ドーヴィル競馬場で行なわれる日本でよく知られるレースと言えば「ジャックルマロワ賞」。直線1600mで行なわれるG1レースです。
1998年にはタイキシャトルが参戦して優勝したレースですね。
競馬は開催されていないのですが、特に門が閉まっているわけでもなく誰でも入ることができる状態でした。直線がものすごく長くて向こう側はよく見えませんでした。
そしてパドックも表彰台も自由に見学ができました。
そしてこのあと本馬場にも入ることができました。日本と違って馬場にも自由に入ることができて、フランスではそれが特別なことという考え方がないようなイメージを受けました。
そして本馬場の中を探索していると突然大雨が降ってきたので急いで雨宿りに。
なんとスタンド内にも鍵がかかっていないので自由に入れちゃいました。
馬券販売機は日本と違ってクレジットカードの挿入口がありましたね。日本でクレジットカードで馬券が買えるようになったら歯止めが効かなくて想像しただけで怖いですね。
開催されていないドーヴィル競馬場ですがとても満足することができました。むしろ開催がないほうが人がいなくてドーヴィル競馬場という施設自体を満喫できるのかなと思いました。
モンサンミッシェル
この移動もなかなかの長距離で2時間以上かかりました。
モンサンミッシェルに近づくと車窓から遠目にモンサンミッシェルが見えてきました。ここでは羊が有名で潮風を浴びて育った牧草を食べた羊の肉が美味しいとのことでした。
まずは本日泊まるモンサンミッシェル対岸のホテルに到着。
田舎のほうだったのでホテルにはあまり期待していませんでしたがかなりきれいでした。ベットにもモンサンミッシェルの装飾がしてある辺りがいいですね。
ホテル到着後は一息ついて周辺にあるお土産屋を探索。
なぜか牛の置物が何体もおいてありました。
ホテル前からシャトルバスでモンサンミッシェルへ行けるとのことでしたが、せっかくなので夜にライトアップされるモンサンミッシェルを見に行くことにしました。
ということで先に夕食へ…。
前菜はトマトのサラダ
メインは白魚。
デザートはムース。
昨日までもパリのホテルよりもモンサンミッシェルのホテルの夕食のほうが美味しかったです。
そして夕食後はライトアップされたモンサンミッシェルの見学に行ってきました。
外から見るとライトアップされたモンサンミッシェルはとてもきれいでした。
シャトルバスで近くまできて見学したのですが、もうちょっと遠くからみたらまた違った良さがあるのかなとも思いました。
そして見学をして数分…とても寒いことに気が付きました。対岸にいた時はそこまで寒いと感じなかったのですが、海に囲まれているモンサンミッシェルはとても寒かったです。夜に見学にいかれるかたは少し厚着をしたほうがよいと思います。
というわけでこれで3日目は終了です。
基本的に移動が大半の時間を占めましたが、ドーヴィル競馬場にいけたことはとてもいい思い出になりました。開催していたら最高だったとも思いますが、開催していない競馬場に自由に入れる感じが日本とはちょっと違うなと感じました。
4日目はモンサンミッシェルを見学してパリへ戻る予定になっています。
また記事を更新します。
凱旋門賞観戦ツアー2日目〜シャンティイ調教場とシャンティイ城〜
凱旋門賞観戦ツアー2日目です。
初日は飛行機での移動のみ。2日目からいよいよ観光開始です。
まずはホテルにて朝ごはん。フランスに入国して1回目のしっかりとした食事です。
朝食はバイキング方式なんですが基本的にメインはパン。フランスパンとクロワッサンが沢山おいてあり、あとはチーズ、ハム、ソーセージなどがありました。
チーズは大きな塊がおいてあり、セルフでナイフで切断して食べるというスタイル。日本ではあまりないスタイルでした。
2日目の予定はシャンティイの調教場からシャンティイ競馬場とシャンティイ城の見学です。まさに馬好きにはたまらない馬中心のメニューとなっています。
【目次】
シャンティイ調教場
馬の調教を見学するということなので7時にホテルを出発。バスに揺られること約30分。
Romain LE GAL(ロマン・ルーガル)さんの厩舎です。
まずは厩舎と馬房を見学。
初めて競走馬の馬房に入りましたが、どの馬もとてもおとなしくて顔をなでたり人参をあげたりとコミュニケーションを取ることができました。
続いて調教場へ移動です(歩いて2分くらい)。
なんとコース内に入れてもらうことができて、間近で走り抜ける馬たちを見学することができました。
私達が見学させてもらったのは調教場のほんの一部で、森の奥にはまた違うコースがあるとのことでした。
実はシャンティイには日本から凱旋門賞に参戦するキセキが滞在しているとのことで見ることができるかなと少し期待していたんですが、全く見れませんでしたね。
とはいえ日本にいたらなかなかできない経験をすることができたのでとてもいい思い出になりました。
シャンティイ競馬場
続いてシャンティイ競馬場を外から見学です。
シャンティイ競馬場はパリロンシャン競馬場が改修工事をしている間の2年間、凱旋門賞が行なわれていた競馬場ですね。
めちゃくちゃ広いんですがスタンドがめちゃくちゃ小さい。
競馬は開催されていなかったので競馬場内は誰もいませんでした。しかし競馬場の横には昔の大厩舎が隣接されていました。
外観がとても立派なので外から見るだけでも結構楽しめます。
ただちょうど外側は修繕工事中で足場が組んでありましたが…。
シャンティイ城
続いてシャンティイ城へ
シャンティイ城は歴史的に色々とあるのですが、そこは省略。
シャンティイ城の中は色々な絵画が展示されていました。
日本語のイヤホン案内もあったので各箇所で番号を入力して説明を聞けるのですが、あまりフランスの歴史に詳しくない私にとってはまさに「馬の耳に念仏」状態でした。
そしてこの日のランチは城内のレストランでいただきました。
前菜はサーモンとアボガド
メインもサーモン
デザートはマンゴームースのケーキとホイップクリーム
食後に聞いたのですが、シャンティイ城のレストランがホイップクリーム発祥の地らしく歴史あるレストランだったとのことです。
できれば食べる前に教えてほしかったですがいい思い出になりました。
馬の博物館
昼食後は「馬の博物館」へ
馬の博物館は昔使っていた厩舎を使っていて実際に数頭の馬が馬房に入っていまいした。
他には馬に関する歴史的なもの(?)が展示されていたり、建物の中央部には馬術の練習をするスペースがありました。
そしてメインは馬のショー。音楽と歌と馬術がコラボレーションしたスペクタルショー。
なんとなくすごいとは思いましたが、何を表現したいのかちょとわからなかったですね。
以上で2日目の観光スケジュールは終了です。あとはホテルに帰ってちょっと時間があったので、ホテル近くのスーパーへ行ってきました。
なんだかコストコみたいなスーパーだったのですが水やお菓子を購入。
せっかくなので日本では見たことがないレモン味の炭酸水を飲んでみました。おいしかったです。
フランスでは炭酸水が多く売っていたので日常的に飲む人が多いのかなと思いました。
そして夕食はホテルのレストランで…。
前菜は何かのパイのサラダ。
サラダと言うけど野菜なんかほとんどないやん。とツッコミながらいただきました。
続いてメインは鶏肉とポテト
最後のデザートはチョコレートパイ。
このパイが出てきた時は周りがどよめきました。
「またパイかよ」という声が周りのテーブルからも聞こえてきました。
味は美味しいのですが「またパイかよ」感に押されてイマイチでした。
夕食の時は他のツアー参加者とお話をするのですが、すぐに競馬の話になってしまいまうすね。他のテーブルからも聞こえてくる話は競馬の話ばかり。
「凱旋門賞観戦ツアー」に来ているのだから当たり前ですが、共通の話題があると話がはずんでコミュニケーションが円滑に取れますね。
2日目は朝から番まで馬中心の内容でした。
また次回記事を更新します。
凱旋門賞観戦ツアー1日目〜日本からフランスへ移動〜・・・。
久しぶりの更新になります。
今年も10月を迎えて年末まであと少し。ここまで来ると毎年気がついたら年末になってしまいます。馬中心の生活をしていると秋のG1が始まるとあっという間に年末のホープフルSを迎えてしまう。そして年始の金杯へと、時間が経つのがあっという間です。
ただ今年は少し違います。
先週フランスのパリロンシャン競馬場で行われた第98回凱旋門賞(GⅠ)を生観戦しにフランスへ行ってきたのです。
これまでまともに海外旅行に行ったことがない夫婦2人での海外旅行。単独での旅行はとても心配(2人共に英語すら話せない)なので今回は大手旅行会社の添乗員さん付きのツアーに申し込みました。
初めて来た羽田空港国際線ターミナル。とても広く、4Fには「江戸小路」という色々な飲食店などが集まっている場所がありました。
写真のような顔ハメパネルがあって、海外から来た外国人たちがかなり盛り上がって写真を撮っていました。
そんな楽しそうな施設があるのですが、海外旅行初心者の私共はWi-Fiのレンタル、外貨両替、チェックイン、荷物預け入れなど・・・緊張の連続で落ち着いたのは手続きを終えて出国してからでした。
ちなみにWi-FiはグローバルWiFi。(口コミと値段からチョイス)
ユーロは300ユーロを両替。
羽田空港国際線ターミナルは出国してからも色々なお店とラウンジが揃っているし、人も少なく空いているので搭乗手続きの時間までのんびり買い物などを楽しめます。
私は日本を出る最後に「六厘舎」の中華そばを食べました。
六厘舎といえばつけ麺で有名なお店で、東京駅で食べたときは30分くらいならんだかな・・・。でも羽田空港店は並ぶことなく食べることができました。これまで六厘舎ではつけ麺した食べたことがなかったのですが、この中華そばは個人的には大好きです。
腹ごしらえも終わったので機内で飲む水とちょっとしたお菓子を購入して搭乗ゲートへ向かい飛行機へ乗るだけ。
今回はエールフランスのパリ直行便。12時間半のフライトですが私共庶民はエコノミーです。
今回の座席は中央4列の通路際から2席を並びでとりました。また、後ろがCAさんが作業するギャレーだったので壁になっています。
エコノミーがやはり狭いですがエールフランスのアメニティはヘッドホンとアイマスクとブランケット1枚。
そして各席に1つタッチパネルモニターがついていました。
このモニターにはUSBケーブルがついているので電子機器の充電ができます。映画の方ですけど最新の映画は日本語に対応していないようで(例えばロケットマンとか)英語で日本語字幕なしだと流石に見れない。日本語吹き替え対応で割と新しいのがアラジンなどがありました。
また、このモニターで離れた席の人とチャットでメッセージを送ることができる機能もついていたのでこれも面白い機能だなと思いました。
離陸後安定したら配られるのが機内食のメニューとおしぼり。
裏面にはドリンクメニューも書いてありました。
そして機内食の前にウェルカムドリンクとお菓子。なんとシャンパンまで選択できたのですが、海外旅行初心者の私共は機内の時間の一分一秒も平常心で楽しみたいのでアルコールは一滴も飲まないスタイルということでコカ・コーラを選択しました。
ほどなく1食目の機内食が運ばれてきました。
魚とチキンを選べたので私は魚を選びました。魚は鮭のフライのようなものがタイ米のようなパサパサのご飯の上に乗っている丼のようかものがメインで、正直お味はイマイチでした。
出発前の「六厘舎」の中華そばのほうが美味しいかったです。
機内食には味噌汁もついてきました。
食後は歯みがきシートで歯磨きをして、
食後は機内の湿度が低く乾燥するらしいので加湿マスクをつけてすごしました。
このマスクがなかなか優れものでつけていても苦しくないし、寝るときもあまり気になりませんでしたね。
しかし機内は寒かったです。長袖のシャツを着ていったのですがやはり一枚羽織るものが必要ですね。
一枚だけでも羽織るものがあると暖かく感じるので快適に過ごすことができました。
機内の過ごし方ですが、海外旅行初心者の私共は初めての経験の連続にテンションがあがりっぱなしなのでとりあえず映画を見る。そして飲み物がなくなれば後ろのギャレーへ行ってドリンク補給+ちょっとした運動。
途中から流石に映画見ながら寝落ちしてたりしていました。
そして到着の1時間半前くらいに2回目の機内食。
ペンネパスタとサラダでしたがこれが結構美味しかったです。
しかしまだ六厘舎の中華そばを超えられず。
そして無事にパリ・シャルルドゴール空港に到着。
時間は現地時間で20:00頃。
このままホテルに直行するのですfが、宿泊するホテルの周りになにもないため空港のストアで水などを購入。
海外旅行初心者の私共は初めてのフランスでの買い物に緊張しましたが、ボンジュールから入ってメルシーで終わることとクレジットカードがほとんどのお店で使うことができることは予習してきたので落ち着いて買い物に挑むことができました。
しかもApplePayも使えるところが多いと予習していたので、iPhoneを見せて
「ApplePay OK?」
と聞くと、「OK!」といった感じで日本のIDとかQUICPayと同じ方法で支払いすることができました。
これでなんとか買い物の壁は越えることができました。
その後無事にホテルに到着。
この日の宿泊は空港近くのハイアットリージェンシーでした。
前調べ通りスリッパ、歯ブラシなんてありませんね。
飛行機で寝ましたが長時間の移動は疲れたので、この日は風呂に入ってすぐに寝てしましまいました。
お風呂で結構気になったのがシャワーの水圧が弱いこと。これは後日泊まるホテルも同じだったのでフランスホテルのあるあるなのかもしれません。
凱旋門賞観戦ツアー1日目はここで終了。ほとんど移動のみの1日でした。
凱旋門賞ツアー2日目へ続きます…。
金鯱賞の注目馬…。
久しぶりの更新となります。
今年もあっという間に2ヶ月が過ぎて3月に入りました。歳を取ると時間が経つのがあっという間というけど本当に早く感じます。
平日は仕事に行って、週末は馬券を楽しむ。この変化の少ない2本柱が私の生活で大きく時間を取っているのが時間を早く感じる要因となっているのかもしれません。
ただ今年はちょっと違います。仕事は普通のサラリーマンなので普通にステップアップもやりがいのある仕事もできている。
馬券はどうかというと…今年は一味違う。なんと昨年末に続き生涯2度めのWIN5が的中したのだ。
馬券的には例年より波があるので1開催ずつじっくりと競馬を楽しんでいきたいと思います。
一言でいうとかなり豪華なメンバー
G1勝ち馬も複数頭出走しており予想が難解なレース。特に昨年クラシックで注目されていたダノンプレミアムが昨年のダービー以来約9ヶ月ぶりの出走ということで注目されています。
G1勝ちはありませんがエアウィンザーが現在1番人気ですね。
ここまで4連勝で昨年のチャレンジCで重賞勝ちを収めました。血統的にはエアメサイアの仔なのでエアスピネルの全弟になるので、より注目を集めています。
全成績を見ると安定感はすごいですね。いよいよ能力が本格化したうように感じます。
今回は一気にメンバー強化となるので能力がどこまで通用するか楽しみです。
そんな中で私が注目しているのは
ダノンプレミアム
先に述べたように9ヶ月の休み明け。そこで一線級を相手にするのはちょっと荷が重い気がしますがそこは能力の高さでカバーできるのかと考えます。
ダービーでは一頓挫ありながら後の有馬記念馬ブラストワンピースと同タイムの6着。気性的に行きたがるところがあるので2400mはあの当時は長かったのかと考えれば今回の2000mでは問題なく能力を発揮できるのではと考えます。
今日の中京競馬場は雨予報なので馬場が渋ることも考えられます。ダノンプレミアムは新馬戦とサウジRCで稍重を勝っているので極端に不良にならない限りあまり問題ないのかなと思います。
馬券的にはダノンプレミアムの単勝で勝負。これだけオッズがつくのも今回限りだと思うのでここは買い時かなと。
〜あとがき〜
現在、凱旋門賞の現地観戦を計画中です。