今日のレース回顧【2018年7月28日】
台風の接近により、厳重警戒となっています。
私の住んでいる神奈川県でも先程まですごい雨が降っていて、地域によっては避難準備の指示が出ている状態です。
この大雨が先日被災のあった西に向かっていくのはなんとか避けてもらいたいですね。
さて、今日は札幌・新潟・小倉開催が行われました。
その中でも今日は新馬戦で注目のレースがあったので取り上げたいと思います。
【札幌5Rメイクデビュー札幌 芝1500m】
13頭立てで行われましたが、この中での注目馬は、
アルママ
ホエールキャプチャの初仔というだけで注目を集めますが、父オルフェーヴルというのも魅力ですね。
血統的にサンデーサイレンスの3✕3のインブリードがあり、似ている配合だとトラスト、キョウヘイなどがいますね。
レーヴドカナロア
父ロードカナロア、母レーヴドスカー、母父Highnest Honor。
母レーヴドスカー産駒はこれまで全馬勝ちをあげており、なかでもデイリー杯2歳S、阪神JFを勝ったレーヴディソール(父アグネスタキオン)が有名ですね。
その他兄弟も早い時期から活躍をしているので、この時期デビューのレーヴドカナロアにも当然注目が集まります。
ただこの一族はまさにガラスの脚で、故障や脚部不安などで引退している馬が多いので、とりあえずは無事に周ってきて欲しいですね。
以上の2頭が注目されていて、人気的にもアルママが1番人気、レーヴドカナロアが2番人気となっていました。
レースの方はスタートから両馬ともに後方から、道中はアルママをレーヴドカナロアがすぐ後ろでマークするような展開となりました。
4角で両馬外を回して来ましたが、若干アルママのほうが手応えが怪しく、4角手前から押しても押してもなかなか上がっていくことが出来ませんでしたね。ちょっとズブいのでしょうか!?
最後の直線では一番外を回してきたレーヴドカナロアの方が脚色で勝り、
最後は3/4馬身差をつけてレーヴドカナロアが1着。2着にアルママが入りました。
ラップ的には道中12秒台中盤が並ぶスローな展開での瞬発力勝負となりました。洋芝でレーヴドカナロアのラスト3F34.8はそこそこ優秀かなと思います。
レース時計は結構なスローペースだったのであまり参考にはなりませんが、勝ったレーヴドカナロアには今後も注目したいですね。※怪我には気をつけて
2着だったアルママはキレ負けでした。血統的にもパワーがありそうなので次走はダートでもいい勝負ができるのではないでしょうか。今後も期待したいです。
〜あとがき〜
新潟5Rの新馬戦芝1400mを勝ったグレイシアも持ったまま2着を6馬身ちぎっての圧勝。時計もかなり優秀だったので今後も注目したいです。